第二回 オラクルカードからのメッセージ

ライトワークスオラクルカードから、メッセージをいただきました。使用したのは、ランダムデッキで、エンジェルセラピー(R)オラクルカードからの一枚引きです。

結果

あなたの両親は、永遠にあなたを愛しています。これは、神の摂理です。天使は、父親や母親にまつわる痛みからあなたが癒されるようサポートしています。

ジャンプカードがでました。どうやら、カードさんたちは、あなたに、特別伝えたいことがあるようです。

絵柄を見ると、中年の男女が、楽器を手に取り、音楽を楽しんでいます。野外コンサートに来ているのでしょうか。「両親」とありますので、こちらは、あなたのお父さんとお母さんをあらわしているようですね。

人によっては、ご両親とは、あまりよい思い出がないとか、会えない、などの状況もありえます。でもなにがあろうと、ご両親にとって、あなたは、大切な子ども。霊的レベルで、守られている存在なのです。

天使たちは、「もっと、自分を甘やかして、羽をのばしてみては」 と言っているように感じます。子どもの頃みたいに、楽しい音楽がかかっている場所で、踊ったり歌ったり。ただただ遊ぶ時間をもつとよいでしょう。

今週、ご両親が好きな曲や、あなたとの思い出の曲を耳にする機会があったら、ご両親が「あなたを愛し、応援してくれている」メッセージです。ご両親から受け継がれた素晴らしいものを、信じましょう。

第二回おすすめ本は「夜来たる」アイザック・アシモフ先生の著作です。

「夜来たる」は、アイザック・アシモフ先生のベスト短篇だと言われています。
この作品は、アシモフ先生が作家として2年半のキャリアを積んでいた21歳の頃、
アスタウンディング・サイエンス・フィクション誌の編集長と、以下の詩について議論をしたことがきっかけとなって書かれました。

~もし星が千年に一度、一夜のみ輝くとするならば、人々はいかにして神を信じ、崇拝し、幾世代にもわたって神の都の記憶を保ち続ければよいのだろうか。by エマーソン~


「文明の崩壊する理由」についてのアシモフ先生の想いも読みとることができますよ。
立場を変えて、登場人物たちが、ああでもないこうでもないと語っていますので、要チェックです。

「夜来たる」は、何度読んでも、色褪せません。
どうしてなのでしょうか?
たぶん、こういうことに起因するのではと思います。↓

・地球上では当たり前なことを、当たり前でない視点からとらえる・・・非日常のワクワク感。
・刻一刻と近づいてくる日没=文明の終わりかもしれない瞬間を待つ登場人物のどきどきする心情。
・夜とはこういうものだとわかっていて、予測しながら読むことができる楽しみ。

2049年のサイクルでやってくる壮麗な「夜」と「星々」の世界を、一緒にどきどきしながら待ち、体験しましょう。

はねうまのマレビトの旅を終えて 

2023年10月から11月にかけて、私minarinは、「演劇クエスト はねうまのマレビト」の旅で、えちごトキめき鉄道 はねうまライン10駅を、まわりました。今年の秋は、暖かい日が多く、青空の日ばかりで、街歩きを楽しむのに最適だったなぁと思います。いちばん最初、駅のコーナーへ「はねうまのマレビト」の本をもらいに行った時は、ドキドキで。駅員さんから「あ、あの人、あの本持っていくんだ」って見られているような気がして。ただの自意識過剰(*^^*)なだけですけどね。

私はといえば、駅を利用するのは、旅行に行く時くらいで、現在の私のおもな移動手段は、車です。学生の頃は、自転車通学でしたし、上京していた数年間は、親が駅まで迎えに来てくれていましたので。その頃から考えても、駅を利用することはあっても、最寄り駅以外の駅周辺を歩くだなんて、めったにないことでした。私の利用頻度はさておき、えちごトキめき鉄道は、新幹線が乗り入れる駅もありますし、観光列車もいろんなイベントが増えて、輝きを帯びてきた感がありますね。

さらに時代をさかのぼり、脇野田駅付近に、新幹線駅ができる構想が持ち上がった頃から考えると、完成まで、結構時間がかかっていて。その間、通勤時、新幹線の高架工事の様子を毎日見ていたんです。ところが、高架はできたのに、いつまでたっても新幹線開通の一報がなく、本当に、この地に新幹線なんて走るのかなぁと、半信半疑の気持ちでいました。沿線が第三セクターの管理になると知った時も、「嘘でしょ⁉」とショックを受けたことを覚えています。「青春18きっぷ」のエリアから外れちゃうし、電車賃も値上げになるのね、と。「えちごトキめき鉄道」の名称も、どうして佐渡のトキがモチーフになったの? と、あれこれ疑問を感じることもありました。

さらには、えちごトキめき鉄道が開業した後も、「雪月花」に対して、「高いお金を払ってまで、こんな何もない景色を、誰が見に来るのだろう?」と正直、思っていました。お酒やお食事、設備だって、すごくいい企画には違いないけれど、あまりにも見慣れた風景を走るので、だいじょうぶかなと心配でした。この土地のよさやありがたみがわからなかったのですよね。たしかに、私がよその土地で暮らしていて帰省した際、田んぼの風景や妙高山を見た時、ほっとした気持ちを感じましたけれど。でもそれは、故郷に帰ってきたゆえに、よく思えるのでは? と。このよさが、マレビト(地域のコミュニティの外から来た人=稀人)に伝わるのかどうかは、体験していただかないとわかりませんものね。自分的に、妙高市は、自然に囲まれて、食べ物が美味しくて、それだけでよきところだと感じています。

妙高市は、ここ20年ほど、前の入村市長が、観光に力を入れて来ました。ありのままの自然を提供できるのが、妙高地域の素晴らしさなのだと。遅ればせながら自分も、そのことにようやく気づきはじめました。ただ、自然って、あまりに近づき過ぎると、脅威になってしまいます。その点、このあたりって、ただ緑が多いだけでなく、山や川が、人間を脅かさないくらいの絶妙なロケーションにあって。上越市も含めれば、北前船、城下町、春日山城、遺跡、など、人の歴史を感じさせる文化財が残っています。自然も歴史も、おいしいお酒や食べ物まで揃っているこの沿線は、深堀りすればするほど、素晴らしいところだと思えてきます。

長々語ってしまいました。最後に、妙高市文化ホール開館40周年記念事業 演劇クエスト 妙高・上越版 はねうまのマレビト のレビューは、これをもって終了します。コロナ禍で、移動が制限されていた最中、演劇クエストのような遊び心ある冊子を、無料で作って配布してくださって、本当にありがとうございました。