初めて通った裏通り
直江津駅のマレビトの旅は、表通りとはまったく趣きの違う、レアな道を通ることになります! あえてここを通るの? と思うかもしれません。裏道が好きな方は、ワクワクするでしょう。ただ、住宅もあるので、用がないのに歩いていると、怪しまれるかもしれません。なるべく、サッと通り抜けたい道もあります。
思いがけない出来事
私事ですが、上記の写真にある丸窓の通路に、椅子があり、コーヒーを飲んでいたら、女の子に声をかけられたんです。「お財布を忘れて家に帰れないので、高田まで行くお金を貸してくれませんか」と。スマホは持って来ても、現金を忘れる……ていうのは、現代人のあるあるかもしれません。見ず知らずの人に頼むのは、私も驚いたけど、なかなか勇気が行ったことでしょう。ちなみに、お返し不要でお渡ししちゃいました^^;ご対応間違っていなかったかな?
祖母との思い出と記憶をたどる旅
話しを戻しますが、主人公のモエちゃんは、おばあちゃんの遺品整理がきっかけで、直江津駅へ来ます。私たち読者も、モエちゃんと一緒に、夢やまぼろしを見るように、昔の直江津を体験します。脳内に歌が流れ、一本の映画を観たように感じました。まぼろしを追いかけるくだりは、さすがに長距離でしたので、脳内の想像で補いました(*^^*)。